2019.04.17

【家づくりについて学ぼう ~第56弾~】

こんにちは!

気持ちいい日が続いてますね

 

さて!今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第56弾のテーマは『機能性という観点』

 

 

住み心地の良さを形成する1つの要素として、

家の断熱性能の良し悪しがあるのですが、

機能性に優れた断熱材とそうじゃない断熱材では、

大幅に建築コストが違ってきます。

家の形によっても異なってくるのですが、

だいたい50万円〜100万ぐらいの違いといったところでしょうか?

 

機能性に優れた良い断熱材を使用すれば、初期コストは高くなってしまうものの、

その分継続コストとして必要となってくる“光熱費”が大幅に安くなります。

仮に、それだけで光熱費が毎月平均5,000円安くなるとしたら、

生涯コストとしては、210万円(35年で計算)〜270万円(45年で計算)

ぐらい違ってくるという感じですね。

 

しかも、ただ単に光熱費が安くなるだけじゃなく、

外気の影響を受けにくくなることと、室内の空気が外の漏れにくくなることから、

家の中の快適性が圧倒的に違ってきます。

機能性に優れた住まいを建てるためには、いかに無駄を省くのか?を意識すること。

例えば、廊下です。

ただ単に通るだけの廊下も、部屋や収納と同じようにコストがかかりますし、

廊下があれば、心理的にドアを閉めたくなるものなので、

コストカット!そしてせっかく高めた機能性のパフォーマンスを最大限に発揮するためにも、

廊下を最大限に省くことは外せない要素となってきます。

 

リビング以外の個室についても、無駄に多くつくろうとしていないか、

あるいは無駄に広くしようとし過ぎていないか、冷静に考えるが大切になってきます。

例えば、1帖分のクローゼットがある6帖の部屋を1室つくろうと思えば、

そこに辿り着くための廊下も合わせるとなると、

160万円〜200万円ものコストがかかることになるわけですし、

家の面積が大きくなれば、その分光熱費だってかさんでくることになるので、

せっかく抑えられるはずである継続コストも結局高くついてしまいますよね。

ですから、この点についても、生命保険のように、

もしものことを想定し過ぎる余り、あれも必要かも?これも必要かも?

という状態に過度になり過ぎないよう合理的に考えることが大切になってきます。

これが、機能性に優れた家を可能な限り安く建てるための秘訣です。

 

確かに部屋数が多かったり、面積が大きい家は、

間取り図面を見た時、見た目には良く映ってしまうかもしれません。

しかしながら、そのような家の場合、機能性まで追求してしまったら、

家の価格がめちゃくちゃ高くなってしまいますし、

逆に機能性を無視してしまったら、とんでもなく寒く暑く住み心地の悪い家になり、

将来的に修繕費やヒートショックのリスクも大きな負担となるでしょう。

このような事実をご理解いただき、機能性という点も考慮した上での、

予算設定と間取り設計を行なうようにしていただければと思います。

2019.04.11

【家づくりについて学ぼう ~第55弾~】

こんにちは

今日はお天気がいいですね!

皆様お花見はされましたか?

私は南部町の方まで行ってきました

やはり綺麗でお花見はいいなと改めて感じましたよ

 

さて!今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第55弾のテーマは『予算内で平屋が建てられるなら?』

 

 

『出来ることなら平屋にしたいと思っているんですよね!』

住まれるエリアに関係なく、多くの方が平屋を希望されていらっしゃいますし、

たとえ最初はそのような考えが頭になかったとしても、

弊社の家づくりに対する考え方や価値観をお伝えさせていただいているうちに、

自然と平屋をご希望される方がたくさんいらっしゃいます。

それは予算の中で出来る限りコストを抑えつつ暮らしやすい住まいにすることを追求するならば、

2階建てよりも平屋の方が効率的だからです。

 

例えば、資金計画によって、無理なく返済していくことが出来る金額から

逆算した家そのものに費やせる予算が税込1600万円になったとしましょう。

この場合、税込1600万円という予算の中で、出来るだけ面積を大きくしようと思えば、

一般的には、30坪前後の2階建て住宅を提案されることになりますが、

この広さの2階建て住宅では、どれだけ上手く間取り設計をしたとしても、

どうしても非効率的な要素が数多く出来てしまいます。

 

まず、この間取りだと、寝室や子供部屋といった個室を全て2階につくることになります。

そうなれば、それぞれに部屋へと続く廊下が必要になってきますし、

2階に部屋を多くつくるとなれば、2階用のトイレだって必要になってきます。

さらに、あなたのお子様がまだまだ小さいのであれば、2階の子供たちのための部屋は、

当分の間、全く使われることがないですよね?

(普段ほとんど使わないような荷物の置場になります)

となると、もし子供が2人いて、子供寝屋が6帖ずつと、収納が1帖ずつあったとしたら、

(6帖+1帖)×2室=14帖=7坪もの面積が、子供が成長し、思春期になるまでの間、

ほぼ使われない無駄なスペースと化してしまうことになってしまいます。

しかもこの間取りの場合、

リビングを広くつくろうとすれば収納を少なくせざるを得なくなってしまい、

不足した収納を2階で補おうとします。

しかし生活の中心は1階なので、いつも使うようなものを、

いちいち2階まで持っていくのがどんどん面倒になってきて、

リビングやダイニングにモノが散乱してしまう結果に陥ってしまいます。

 

他方、同じ予算で平屋を建てると考えてみましょう。

この場合、2階建てと同じ面積で平屋を建てることは不可能なので、

不必要な面積をカットしていくようになります。

まず不必要なのが廊下です。

おそらく2階建てなら1軒の家で、5帖前後の廊下が出来てしまうことになるのですが、

平屋ならば、上手く設計すれば、

そのうちの4帖(=2坪)をカットすることが出来るようになります。

さらに、平屋にすることで、

各フロアに2帖ずつ必要になる階段スペースをカットすることが出来るようになります。

また、平屋にすれば、全ての部屋と収納が1階にくることになるので、

2階にトイレも必要じゃなくなりますよね?

となれば、さらに1帖(=0.5坪)面積をカットすることが出来るようになります。

 

つまり、この3つの要素だけでも4.5坪もの面積がカット出来るようになるということです。

そしてその結果、2階建てと同じコストで、しかも部屋の数と収納量は全く変えないままで、

平屋を建てることが出来るようになります。

 

とはいえ、ただ単に平屋にしただけでは、使い勝手以外の、

暮らしやすさを満たすための条件の全てが満たされるわけではありません。

プライバシー面や防犯面、それから明るさや風通しといった面もしっかり兼ね備えることで、

住み心地に優れた平屋の住まいを無理のない予算の中で建てられるだけじゃなく、

土地取得費用や外構工事費用といった家以外に必要となる費用についても

しっかり予算を抑えることが出来るようになります。