2019.08.06

【家づくりについて学ぼう ~第65弾~】

こんにちは

今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第65弾のテーマは『パッシブ設計の現実』

をご紹介させていただきますね

 

 

ここ数年急速に家の高断熱化が進んでいますが、

断熱を強化することにより、そして同時に気密も強化することにより、

家の中の温度がかなりコントロールしやすくなり、

ずいぶんと過ごしやすくなるというメリットがもたらされます。

それに加えて太陽の直射光による熱や風といった

自然の力を最大限に利用していくパッシブ設計も注目されていますが、

その実現は、多くの方にとって経済的に難しいものとなってきます・・・

 

まず、土地購入費用がかなり割高になってしまいます。

なぜなら、太陽の日差しを室内にたっぷり取込もうと思えば、

絶対に南の方角に、太陽の日差しを遮るものがないようにしなければいけないし、

あわよくば東の方向だって障害物がない土地を選んだ方が、

この設計によるメリットを、より活かすことが出来るようになるからです。

その結果、それなりに広い土地を購入せざるを得なくなってきてしまうので、

土地取得費がずいぶんと割高になってしまうわけです。

 

土地の面積に連動して、庭の工事費用だって高くなってしまうわけですし、

土地面積が大きくなれば、固定資産税の負担だって大きくなってきますし、

庭の維持管理も大変な手間と作業になってきます。

自然の力を利用するわけですから、庭にも自然と緑が増えることになりますよね。

 

では、太陽の日差しを100%確保出来るという点において、

圧倒的な人気を誇る南側道路を購入するとした場合、

このパッシブ設計を活かすことが出来るようになるでしょうか?

この場合も、小さな面積の土地では、その実現は少々難しくなってしまいます。

なぜなら、南道路の場合、南側の大きな窓の向こうが駐車場スペースとなってしまい、

となると、駐車場にはコンクリートが打設され、

その結果、夏の厳しい日差しがコンクリートに照り返され、

その熱が、ガラス窓を通して家の中に入ってくることになるからです。

ですから、そうならないようにするためにも、

たとえ南道路の土地だったとしても、

東西にも、そして南北にもゆとりのある少々広めの土地を

選ぶようにした方がいいということになります。

 

となると、やはり土地購入費用は高くなってしまいますよね?

南道路の場合、周囲からの丸見え感も半端ないことから、

その目隠しの意味も込めて、庭の工事費用だって、

余分に予算計上しておく必要があるわけですしね。

(そもそも常時、窓が開けられるようにしておかないと、

自然の風を室内に取込むことが出来ないので)

 

いずれにせよ、パッシブ設計を最大限に活かした住まいにしようと思うと、

家だけじゃなく、土地も庭もより大きな費用がかかってくるということなので、

この現実は、しっかり理解しておいていただく必要があることなんですよね。

 

現実的な予算でナチュラルな住まいをつくる方法では、

一体どのようにすれば、断熱性能に優れた素晴らしい住まいを建てつつ、

自然の恩恵を受けられる住まいを建てることが出来るのでしょうか?

この方法については次回お伝えしていこうと思います。

 

それでは、暑い日が続いておりますが

熱中症にお気をつけてお過ごしください。

2019.07.24

【家づくりについて学ぼう ~第64弾~】

おはようございます!

今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第64弾のテーマは『外から見ても間取りがわからない家』

 

防犯性とプライバシー性の両方の要素を兼ね備えることはなかなか難しく、

実際建てられている家のほとんどが、

この2つの要素が全く満たされていなかったりします・・・

 

例えば、南側道路の日当たりの良さそうな土地を購入した場合、

住宅会社の多くは、まず玄関を南側に設置するでしょうし、

1階の南側には可能な限りたくさん大きな窓をつくってくれることでしょう。

2階にはそれぞれのプライベートルームをつくってくれるでしょうが、

それらの部屋も、可能な限り南に面するようにプランしてくれるでしょうし、

そこにも大きな窓が設置され、ベランダへと出られるようにしてくれるでしょう。

さらに、トイレやお風呂、それから洗面室といった水回りスペースは、

ほぼ確実に北に配置されることになります。

そして、それらのスペースには『ここが水回りがあるところですよー』

と言わんばかりのサイズや形状の窓が設置されることになります。

 

洗濯物はキッチンか洗面脱室に設置した勝手口から外に出て、

お隣さんとの間のスペースか、周囲から丸見えのベランダに干すかの

どちらかになりますよね?

多少の相違はあるのかもしれませんが、

ほとんどの家がこのような間取りプランになっていると思いませんか?

しかし、少し想像してみてください・・

これでは、窓を見るだけで間取り自体が完全にバレバレですし、

夜になれば、誰がどこに居るのか一瞬で分かります。

洗濯物が丸見えになっていれば、家族構成がすっかり分かってしまいますよね。

 

また、このような間取りプランの場合、

外から丸見えになってしまいますからカーテンとまではいかないにしても、

レースカーテンをずっと閉めた状態にはなってしまいますよね?

しかし、たとえレースカーテンをしていたとしても、

周囲からの視線は、ある程度しか遮断することは出来ません。

しかも、カーテンが開けにくい家=窓が開けられない家になるので、

一見風通しが良さそうな家だったとしても、

実際は風通しの悪い家になってしまいます。

 

ですから弊社では、防犯性とプライバシー性にもしっかり配慮しながら、

間取りプランを考えるようにしています。

もちろん、そうなれば犠牲になりがちだと考えられる

室内の明るさもしっかり確保しながらです。

 

そしてその結果、

自ずとデザイン性にも優れた住まいが出来上がっていくことになります。

もし、あなたがデザインに優れていながらも、機能性に優れていて、

かつそんな住まいを現実的な予算で建てたいとお考えであるならば、

一度弊社の住まいをご覧いただければと思います。

きっと『なるほど!』とご納得いただけるはずですから!