2020.01.30

【家づくりについて学ぼう ~第81弾~】

こんにちは

新型コロナウイルス、脅威ですね。。。

皆様は体調崩されたりしていないですか?

インフルエンザや溶連菌など、たくさん流行っているので

気を付けてくださいね

 

それでは、今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第81弾のテーマは

『平屋が高い!という思い込み』

をご紹介させていただきますね!!

 

「平屋」と聞いてパッと思い付くのは、

「高そう・・」というイメージではないでしょうか?

家の価格の指標の1つに「坪単価」がありますが、

この坪単価で家の価格の高低を決めている方は、

「平屋=高い」という結論に至ってしまいます。

なにせ、同じ材料を使ったとしても、

2階建てと平屋では10万円ほど坪単価に差が生じるので。

 

しかし、家の価格を「総額」で考えるとなると、

平屋は決して高くはありません。

まず平屋の場合、2階へとつながる階段がいりませんから、

2帖(1坪)×2階=4帖(2坪)家が小さくて済むようになります。

 

また平屋では設計次第で廊下をゼロにすることが出来ます。

2階建ての家で個室を2階に配置した間取りだと、

必然的に3帖〜4帖(1.5坪〜2坪)ぐらいの廊下がつくられますが、

それがカット出来るようになります。

2階がなくなれば、トイレが1箇所でよくなり、1帖(0.5坪)の面積だけでなく、

便器や水道工事の費用もカットすることが出来ます。

 

2階建ての場合、

多くの方がお子さんの遊び場所や荷物置き場として使う1階の和室も、

全ての部屋を入居した瞬間からフル活用することが出来る平屋なら必要ないからです。

もし親御さんが泊まる機会があったとしても、

子供部屋を使えばわざわざもう1室余分な部屋をつくる必要はありませんよね。

 

和室を4.5帖つくり、収納を1.5帖つくった場合と比べれば、

4.5+1.5=6帖(3坪)面積をカットすることが出来るということですね。

以上の4つで約7坪ほど面積をカット出来るようになります。

2階建て33坪の家を考えているとしたら、

33坪―7坪=26坪の平屋でも充分な部屋と収納を保てるというわけですね。

 

仮に、2階建ての家を税別坪単価50万円×33坪=1650万円としたら、

同じ材料を使って建てた平屋は、税別坪単価60万×26坪=1560万円で

建てることが出来るという感じですね。

 

ということで、なんとなく頭の中にイメージしてしまう先入観だけで

物事を判断しないように気を付けていただければと思います。

人生ほど高価なものはありません。

家に対して正しい知識を身に付け、家に負担を掛け過ぎないようにし、

お洒落な住まいと同時に豊かな日常を手に入れませんか?