2020.02.18

【家づくりについて学ぼう ~第83弾~】

こんにちは????

雪が降りましたね!!

朝から子供たちはハイテンション。笑

親は雪かきや運転、、、大変ですよね

皆様、運転等、くれぐれもお気を付けくださいね

 

それでは、今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第83弾のテーマは

『日当たりがいい土地に建つ家の共通点は?』

をご紹介させていただきますね!!

 

一般的に日当たりが良さそうな土地の需要は高く、

その価格は同じ場所の日当たりが良さそうじゃない土地に比べると

遥かに高く設定されることになります。

また、不動産屋さんに対して、土地の値引き交渉も基本的に出来ないでしょうし、

じっくり考える時間も与えられず、即決せざるを得なくなってしまうのも、

日当たりが良さそうな土地が背負っている宿命です。

しかしながら、そこに建っているほとんどの家が、

土地の良さを全く活かせていないという現実が存在します・・・

 

 

◇窓が窓の役割を果たせていない

まず、せっかく大きな窓をつくったにもかかわらず、

その全ての窓にカーテンが設置され、

視線と共に太陽の光までも遮断してしまっています・・・。

また、「カーテンが開けられない家=窓が開けられない家」なので、

そもそも風通しが良いとか悪いとかいう話ではなくなってしまいます・・・。

 

◇ウッドデッキもお金の無駄

リビング南の大きな窓の向こうに設置した憧れのウッドデッキも、

使いたくても使えないのが現実ではないでしょうか?

ウッドデッキ自体が周囲から丸見えだし、

ウッドデッキを使うためにカーテンを開けたら、

家の中までも周囲から丸見えになってしまいますからね・・・

 

◇洗濯物が丸見え

日当たりが良い土地に建っている家のほとんどが、

2階のベランダで洗濯物を干していますが、

景観的も防犯的にも悪くなってしまうので、

これも決してオススメ出来ることではありません。

洗濯の動線的にも、最も手間と労力がかかるのがこのパターンです。

 

◇間取りがバレバレ

ベランダの洗濯物を見れば家族構成が分かり、

窓の形やデザインを見れば間取りが分かり、

夜、ライトがついているかいないかで、

どこに誰が居るのかが分かってしまう家・・・

そう考えると、ちょっと不安じゃありませんか?

 

◇庭の工事費用も嵩みやすい

防犯性やプライバシー性の低さを補おうとした結果、

庭の工事費用も高くつきやすくなるいうのも、

日当たりが良い土地の隠れた難点ですね・・・

 

つまり、日当たりが良い土地というのは、一見最も良さそうに感じるものの、

蓋を開けてみると、土地代も庭代も高くついてしまうし、

普通の家を建ててしまうと、最も暮らしにくい家になってしまう・・・

ということなんですよね。

 

結論から申し上げると、どんな土地も活かすも殺すも設計次第ということです!

 

ですから個人的には、わざわざ高いお金を払ってまで

日当たりが良さそうな土地を買うよりも、

出来るだけ予算を削りながら土地を買った方が良いと考えています。

 

ただ、これはどんな土地でも共通したことなのですが、

住み心地に優れた住まいにするためには、

工夫やアイデアが必要であるということであり、

そのためには、掛けるべきコストが確実に存在します。

 

ということで、次回はこの続きで、家の予算をカットするために、

削るべき不必要なモノが何か?についてお伝えしていきたいと思います。

次回をお楽しみに