2020.02.28
【家づくりについて学ぼう ~第84弾~】
こんにちは!
コロナウイルスによる影響がかなり出てきていますね・・・
学校も休校!?になるのか。。。
早期の終息を願うばかりですね。。。
明るい話題があるといいですね
それでは、今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』
第84弾のテーマは
『コスト・住みやすさ・広さ 優先順位は?』
をご紹介させていただきますね!!
明るくて住み心地に優れた家にするための吹抜け、耐震や断熱など、
家には確実に掛けておくべきコストというものが存在するわけですが、
それに伴い家全体のコストがどんどん上がっていっては意味がないので、
削ることが出来るところは、削る工夫もしていかなくてはいけません。
家のコストを抑えるために根本的に必要なことは、
「廊下」「部屋数」「部屋の広さ」の3つの無駄を省き、
家の面積を小さくするということです。
- 廊下の無駄を省く
どんな家にしたいのか?ということをお聞きさせていただいた時、
「廊下が絶対に欲しいです!」と言った方は、今まで1人もいませんでした。
廊下をつくればコストがかかるだけでなく、
家の中に温度差が生まれることで余分な光熱費がかかりやすくもなります。
ですから、廊下を限りなくゼロにすることがコストカットには必要不可欠です。
- 部屋数の無駄を省く
家を2階建てありきで考え、個別の部屋は2階だという固定概念に縛られてしまうと、
ほとんど使うことがないであろう客間を1階につくってしまいます。
使用頻度が低くなるであろう部屋は、個別でつくらないことも、
家のコストカットには欠かせない要素となります。
6帖の部屋を1室カット出来れば、120万円〜150万円ものコストカットになるのです。
ですから、子供部屋を1階につくり、子供部屋と客間を兼用で使うようにするなど、
柔軟な考えを持つようにしていただければと思います。
- 部屋の広さの無駄を省く
「寝室は10帖は欲しいです!」とおっしゃる方がいますが、
そこになにを置きますか?とお聞きすると、
「ダブルベッドしか置きません」という回答が返ってきます。
10帖の部屋は4.42m×3.51mの空間ですが、
1.4m×2mのダブルベッドを置いた場合、
かなり無駄な余白がたくさん出来てしまいます。
ダブルベッドしか部屋に置かないのであれば、
2.6m×2.6mの4.5帖の部屋や、
そこまで縮めなくても6帖もあれば充分なのではないでしょうか?
もし、その余白となる4帖を縮めることが出来れば、
それだけで70〜100万円ものコストをカットすることが出来ます。
いかがですか?
家のコストをアップさせずに、本当に住みやすくてカッコイイ家にするためには、
現実的に考えると、これら3つの空間に生じるであろう無駄を、
最大限にカットしていくことが必要不可欠となります。
コストをアップさせて、広さと住みやすさの両方を妥協しない家にするか?
広さを妥協して、コストと住みやすさに妥協しない家にするか?
住みやすさを妥協して、コストと広さに妥協しない家にするか?
(これはありえないですが・・・)
さて、どれを選びますか?