2020.09.14

注文住宅における駐車場について解説します!

「駐車場にはどのくらいの広さが必要なのか分からない」
「使い勝手の良い駐車場を作りたい」
このようにお考えの方はいませんか。
今回は、新築や注文住宅の駐車場に必要なスペースとレイアウトを考える上でのポイントをご紹介します。

 

□駐車場に必要な広さとは?

駐車場の広さは、各家庭で使用している車の大きさを考慮して決めることをオススメします。
例えば、軽自動車は全長3400ミリメートル、横幅1480ミリメートルで、中型車は全長4800ミリメートル、横幅1700ミリメートル、大型車であれば全長5100ミリメートル、横幅1880ミリメートルです。

このように車種によって大きさに差があるため、使用している車や乗り換える予定の車の大きさを考慮する必要があるでしょう。

一般的な駐車場の大きさは、幅2.5メートル、長さ5.0メートル、車路幅5.0メートルです。
ただ、家族の中に車いすを利用する方がいる場合などは、これよも大きな駐車場にすることをオススメします。
また、バイクや自転車を一緒に駐輪する場合は、1台あたり1メートル×2メートルほどのスペースを確保する必要があるでしょう。

ここまで、駐車場の広さについてお話しましたが、広い程良いというわけではありません。
なぜなら、駐車スペースを広くとると、その分住居スペースが小さくなってしまうからです。

 

□駐車場のレイアウトを考える上でのポイントとは?

駐車場のレイアウトを考える際には、さまざまなことに注意する必要があるでしょう。
そこで、駐車場を考える際に押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。

 

*駐車方法

まず1つ目は、駐車方法を考慮することです。
直角に駐車するのか、縦列にするのかでレイアウトは変化します。
また、土地の広さや建物の大きさを考慮して、ご自身が駐車しやすいレイアウトを考える必要があるでしょう。
車を利用する際には必ず駐車が必要であるため、駐車するのが不便になってしまうと、車を利用することがストレスになってしまいます。

 

*防犯面

2つ目は、防犯面を考えることです。
車を傷つけられたり、盗まれたりする場合もあるため、防犯対策としてシャッターや防犯カメラの設置を検討することも重要でしょう。

 

*建物との距離

3つ目は、建物との距離に注意することです。
雨の日に、建物と駐車場の距離が離れていると、家に入るまでに濡れてしまいますよね。
そのため、その間に屋根を設置したりビルトインガレージを設置したりすることを検討してみると良いでしょう。

 

□まとめ

ここまで、新築や注文住宅における駐車場の広さやレイアウト考える上でのポイントをご紹介しました。
一般的な駐車場の広さを基本にして、それぞれのご家庭に合わせてアレンジすることが大切です。
また、レイアウトを考える上でのポイントに気をつけることで、使い勝手の良い駐車場を作れるでしょう。