2020.07.19

注文住宅を検討中の方必見!断熱材は何で比較するべき?

注文住宅を建てる際、断熱性能を高くしたい方は断熱材に注目してみましょう。
良い断熱材を取り入れれば室内の温度を適温に保ちつつ、エアコンのランニングコストを抑えることにもつながります。
業者に任せてなんとなく断熱材を選ぶのではなく、きちんと理解した上で自分に適したものを選べると良いですね。

 

□断熱材の役割とは

断熱材の役割は、家の中の温度を快適に保つことです。
つまり、冬には外の寒さを遮断し室内を温かく保ち、夏には外の暑さが家に伝わらないようにする役割が見込まれます。

冬の寒い日や夏の暑い日にはエアコンを使う家庭も多いでしょう。
断熱性能の高い家だとエアコンが効率よく稼働し、電気代を抑えることにつながります。

しかし、断熱材を多く取り入れればより快適な家になるかといえば必ずしもそうではありません。
一般的に窓よりも壁の方が高い断熱効果を見込めますが、開放感を重視するのであれば、窓を広くとる選択肢もあります。
建売住宅ではこのような自分の希望に合った選択はできませんが、注文住宅であれば自分の好きなように断熱材を選び、家をデザインできます。

 

□断熱材選びのポイントとは

さて、断熱材の役割について確認したところで、次は断熱材の選び方を見ていきましょう。

まず断熱材を選ぶ上で重要になるのは、土地の気候に合わせて選ぶことです。
断熱材は素材の性質と厚みによって性能が異なります。
良い素材の方が性能が高いのはもちろんですし、厚みが大きいほどしっかり断熱できるのも分かりますよね。

素材の性質といわれても、どの素材が良いのか判別するのは一見難しそうに見えることでしょう。
そこで、素材ごとの断熱性能を比較するときに参考になる数値が、熱伝導率と熱抵抗値です。
熱伝導率は材質の熱の伝わりやすさを表していて、数値が小さいほど断熱性能が高いことを表しています。
一方熱抵抗値は、一定の厚みにおける熱の伝わりにくさを表した値で、数値が大きいほど断熱性能が高い素材です。

これらに加えさらにコスト面も注視する必要があります。
壁の厚みを気にしないのであれば、コストパフォーマンスの良い素材を多く取り入れるのも可能ですし、高い素材を使って断熱効果を保持したまま薄い壁を選ぶ方法もあります。

 

□まとめ

断熱材の役割と選び方について解説しました。
どの断熱材が自分に一番合っているのかを考え、快適な暮らしを目指しましょう。
注文住宅を検討中の方で断熱材についてもっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社までご相談ください。