2020.05.29

重量木骨のメリットとデメリットとは?注文住宅の業者が詳しく解説します

注文住宅を建てようと考えている方の中には資産価値の高いものを建てようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
誰もが羨む家にはそれ相応の価値がつくものです。
その中でも重量木骨の家は非常に価値が高い家だといわれています。
今回は重量木骨の注文住宅のメリットとデメリットをご紹介します。

 

□重量木骨のメリット

重量木骨の長所といわれているのが高いデザイン性、優れた住宅性能、オーダーメイドの対応力の3点だといわれています。
以下でこの3点を詳しく見ていきましょう。

*高いデザイン性

重量木骨の家はグッドデザイン賞を受賞したデザインレベルの高いハウスメーカーが建てる住宅の総称です。
この住宅の特徴としては、洗練されたデザインだけでなく、住むことにこだわった家事動線の配置や間取りです。
住宅としておしゃれなだけでなく、住みやすいとなれば魅力的であることは間違いないですね。

*優れた住宅性能

重量木骨の住宅は、耐震工法SE構法を採用した、耐震等級3をクリアした住宅となります。
また、パッシブデザインという、季節ごとの太陽光や風といった自然エネルギーを効率的に取り組む設計になっているため、省エネルギー化も実現できます。
重量木骨の住宅はデザイン面だけでなく、内装も優れているのです。

*オーダーメイドの対応力

重量木骨の家では、地域特有の気候や環境に精通する地域密着の工務店に設計・施工を依頼することが多いです。そのため、お客様のライフスタイルに合わせた細やかな対応が可能です。

 

□重量木骨のデメリット

非常に魅力的な一面を持った重量木骨の家ですが、デメリットも存在します。
その代表的なものとして柱や梁の太さが挙げられます。
重量木骨の家は太い柱や梁が耐震性の高さを支えている一方で、土地の限られた場所で住宅を建てる方は狭苦しい印象を受けるかもしれません。
また、都市部では住宅の高さに制限が設けられている場所もあるため、天井の高さをぎりぎりまで低くしても制限に引っかかってしまう恐れがあります。

どのような変更を加えても、制限に引っかかってしまうという場合には違う施工方法を打診してもらうなどの対応が必要です。
また、ご自身が住宅を建てる地域の建築に関する規則や制限を見直すことで、後々のトラブルも防げます。

 

□まとめ

今回は注文住宅の重量木骨の家のメリットとデメリットをご紹介しました。
見た目の良さだけでなく、機能性をも備えた重量木骨の家は誰もが憧れるものではないでしょうか。
スペースに限りがあるとトラブルが起きる恐れがあるというリスクを認識したうえで、構法を選びましょう。