2020.09.18

階段の位置はどこにすればいいの?注文住宅を検討中の方へ!

階段を設置する位置によって、様々なメリットやデメリットが生じることをご存じでしょうか。
階段はお家の中でも利用する回数が多く、失敗しないためにもしっかりとメリットとデメリットを把握することが重要です。
そこで今回は、階段を配置するメリットとデメリット、オススメの階段の位置をご紹介します。

 

□階段を配置する位置によるメリットやデメリットとは?

まずは、配置する位置ごとのメリットやデメリットをご紹介していきます。

1つ目は、リビングに階段を設置するスタイルです。
そのメリットは、リビングに家族が集まりやすくなることです。
多くの住宅において上の階へ行く手段は階段しかありません。
そのため、階段がリビングにあれば、リビングを通る回数が増えるのです。
リビングに家族が集まりやすくなれば、家族同士のつながりが増え、子供にも良い影響を与えるでしょう。

ただ、メリットだけではなく、デメリットも考えておきましょう。
リビングに人を招いたときに、家族が客人と顔を合わせてしまうことがデメリットと言えます。
また、リビングでくつろいでいる時に、子供が自室へ友達を招くことも考えられるでしょう。
さらに、電気代が高くなる可能性もあります。

2つ目に、玄関階段をご紹介します。
そもそも、みなさんは玄関階段をご存じでしょうか。
玄関階段は、その名の通り玄関に階段を配置するスタイルです。

メリットは、リビング階段のように訪問者と顔を合わせる心配がないことです。
また、リビングの気密性や断熱性が保たれることもメリットの1つでしょう。
デメリットは、リビング階段とは異なり、家族同士で顔を合わせる機会が減ってしまうことです。

 

□階段の位置はどこが良いのか?

次に、オススメの階段の位置をご紹介します。

階段はできるだけ家の中心付近に設置すると便利でしょう。
なぜなら、2階の各部屋へ行く動線を短くできるからです。
そうすることで、2階の廊下を最低限にでき、非常に効率の良い家を作りやすくなるでしょう。

反対に、階段を端に作った場合をご紹介します。
その場合は、中心に設置した場合と比べて、動線が長くなってしまいます。
例えば、家の1番奥に、配置した場合を考えてみましょう。
その場合、寝室にたどり着くまでに、玄関から奥の階段を通り、2階の長い廊下を渡って部屋に行くことになります。

このように、家の端に設置すると移動距離が長くなるため、ストレスを感じる原因になるかもしれません。
また、階段の場所は、家が広げれば広い程その影響を強く受けます。
反対に、家が狭い場合には、影響を受けづらいです。

 

□まとめ

ここまで、階段を配置する位置によるメリットとデメリット、オススメの位置をご紹介しました。
階段は使用する回数が多く、部屋への移動距離に深く関わっています。
そのため、ストレスを感じないためにも、今回ご紹介したポイントに気をつけることが重要でしょう。