2020.11.22

一戸建てはどうやって湿気対策をすればいい?一戸建てを購入したい方へ!

理想のマイホームとして一戸建ての購入をお考えの方はいませんか。
日本の大部分は温暖湿潤気候に属しているため、年間を通して湿度の高い日が多い国です。
特に梅雨の時期は、湿気で悩む方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、湿気による住宅への悪影響と湿気対策をご紹介します。

 

□湿気による住宅への悪影響を3つご紹介!

ここでは、湿気による住宅への悪影響を3つご紹介します。

1つ目は、結露です。
空気は水分を含んでいますが、温度によって含める水分量は変わり、温度が高いほど含める水分量は多く、温度が低いほど含める水分量は減ります。
冬は結露が多くなるため、カーテンや布団が濡れないように注意が必要でしょう。

2つ目は、カビが生える点です。
カビは湿度と温度の両方が原因となり発生します。
見た目の不快さだけでなく、胞子を吸い込むことで体内に入り込み「真菌症」という病気を発症してしまうことがあるため注意しましょう。

3つ目は、湿度の高い梅雨や夏にかけて害虫の動きが活発になる点です。
梅雨の時期には、カタツムリだけでなく、様々な害虫の発生も多くなります。

戸建て住宅の場合は、戸外から入ってくるヤスデやムカデに注意しましょう。
家の開口部近くにある落ち葉や廃材などをそのままにしないようにしましょう。
また、集合住宅などの場合は気密性の高さから湿度が上がりやすくダニやチャタテムシが発生しやすくなります。
ダニは湿度や温度が高くなると発生しやすく、チャタテムシはカビのある所に発生しやすいです。

 

□湿気対策には「換気」と「除湿」があります!

ここからは、湿気対策には「換気」と「除湿」があることをご紹介します。

*換気について

屋内で湿度が高いと感じた時に窓や扉を開けて換気をする方が多いと思いますが、雨の日など屋外の湿度が高い日に窓を開けておくと逆効果になる恐れがあるため注意しましょう。
除湿器は温風を出すため夏場は使いづらいと感じますが、冷風除湿器であれば排熱で除湿しながら人のいる居室には冷風を送れるため梅雨の時期におすすめの商品です。
また、たんすやクローゼットなどの収納部分は空気がこもりがちであるため、可能な限り開けたままにして隙間を作りましょう。

*除湿について

換気によって十分な除湿効果を感じない場合は、除湿剤や除湿シールの使用がおすすめでしょう。
除湿剤は市販のものでなくても家にある重曹や新聞紙、バスタオルで代用できます。

重曹には除湿効果だけでなく消臭効果もあり、クローゼットやシューズボックスに重曹が入った容器を置くだけで効果を発揮してくれます。

広い範囲には新聞紙が有効なアイテムとなるでしょう。
新聞紙であれば可燃ごみに捨てるだけであるため使いやすいでしょう。

バスタオルは、布団の下に敷くことで寝汗を吸収してくれます。
寝汗で湿った布団を乾燥させる際、バスタオルである程度吸湿していれば効率的でしょう。

 

□まとめ

今回の記事では、湿気による住宅への悪影響と湿気対策をご紹介しました。
特に湿度の高い梅雨の時期には、住宅で悪影響が出やすいため注意しましょう。
一戸建ての購入をお考えの方はぜひ、今回の記事を参考にして快適な日常を過ごしてください。