2020.05.31

平屋の注文住宅にどのようなメリットとデメリットがあるのか解説します!

注文住宅を建てるときに、平屋を建てたいと考えている方はいませんか。
2階建てでは味わえない開放的な空間に憧れる方も多いと思いますが、詳しい特徴を把握している方は少ないでしょう。
そこで今回は平屋のメリットとデメリットについて解説します。

 

□平屋のメリットとは

平屋のメリットは以下の4つがあります。

1つ目はコミュニケーションが取りやすくなることです。
平屋の場合、常に同じフロアで生活するため、必然的に顔を合わせることが増えます。
よりコミュニケーションを取る機会を増やしたい方は、リビングダイニングを広げたり、対面キッチンにしたりすると良いでしょう。

2つ目は、2階建てより安定しやすいことです。
平屋は2階建てよりも重量が軽いため、地震による揺れも小さくなります。
地震が多い日本でも、平屋であれば安心ですね。

3つ目にメリットは、階段部分のスペースを有効活用できることです
2階建ての場合は、階段やホールを設けるためのスペースや費用が必要です。
一方で平屋は階段がないため、その分のスペースや費用を別のところに充てられるでしょう。
階段やホールのスペースは4畳程度と言われているので、活用方法には様々な選択肢があるでしょう。

4つ目は老後も安心して暮らせることです。
小さなお子様や高齢者にとって、階段は怪我のおそれのある危険な場所です。
平屋は階段がないため、老後の怪我のリスクを減らせます。

 

□平屋のデメリットとは

平屋のデメリットには以下のようなものがあります。

1つ目は周辺の影響を受けやすいことです。

平屋の場合は縦に高さがないため、家の中が外から見えやすいかもしれません。
外から見えづらいようにカーテンや壁を設置したり、植木などを置いたりすると良いでしょう。
また日当たりも2階建てに比べると劣っています。
建てる前に日当たりや周辺に大きな建物が立ちそうかどうかを確認しておきましょう。

2つ目は、2階建ての家より平屋の方が坪単価が高くなることです。
2階建てより基礎面積や、屋根の面積が増えてしまうことで費用が増えてしまうかもしれません。
しかし、階段を設置する費用など、平屋だからこそ節約できる費用もあります。

3つ目は平屋の中心部は暗くなりやすいことです。
平屋の面積が横に広がるほど外からの光が入りづらくなるため、中庭や勾配天井を取り入れて明るくする工夫をすると良いでしょう。

 

□まとめ

今回は平屋のメリットとデメリットについて解説しました。
平屋は移動が楽で、老後の不安もなくなりますが、一方で外から見えやすいことや日当たりが悪いことなどが、問題点として挙げられます。
問題点を踏まえたうえで事前に対策して備えましょう。
注文住宅で平屋を建てたい方は、今回の記事を参考にしてみてください。