2020.06.04

新築をお考えの方へ!省エネ住宅のメリットとデメリットについて知ろう

2020年から住宅を建てる際の「省エネ基準」が変わることをご存知でしょうか?

2020年以降に新築を建てる場合は、「省エネ基準」を満たす家にする必要があります。

新築やリフォームをお考えの方は、省エネ住宅について知っておいた方が良いでしょう。

そこで今回は、省エネ住宅について詳しく解説します。

 

 

□省エネ住宅のメリット

省エネ住宅とは、家の性能を上げて「エネルギー消費」を抑える工夫が施された住宅で、温室効果ガスの排出量が少なく地球に優しい住宅です。

エアコンを使わなくても夏は涼しく、冬は暖かい住宅を実現します。

省エネが実現することで長期的な光熱費の削減につながり、家のランニングコストも安くなります。

省エネ住宅は断熱性と気密性に優れていて、外の温度の影響を受けることが少なく、家の中の寒暖差も少ないので、ヒートショックを引き起こす危険性を軽減できます。

そのため、高齢者や赤ちゃんにとっても快適で過ごしやすい住宅であると言えるでしょう。

また、断熱性が高く結露を防げるので、家の腐食を防止でき、家の耐久性が向上します。

 

 

□省エネ住宅のデメリット

省エネ住宅は気密性が高いゆえに、カビが増殖する恐れがあります。

高性能な換気システムを併用し、室内の空気を綺麗に保ちましょう。

また、省エネ住宅は建設にかかる費用が高額です。

将来の光熱費が安くなるものの、一般住宅に比べて初期費用はかなり高額と言えます。

しかし、初期費用が高額だからと、省エネ住宅を諦める必要はありません。

注文住宅を建てる際に、国や自治体から補助金が出る場合があるので、うまく活用しましょう。

 

 

□とっとり住まいる支援事業

鳥取県では住宅を建築する際、助成金を受け取れます。

新築の住宅で助成金を受け取るための条件は、鳥取県内の建設業者が施行した新築の住宅で、かつ県産材を10立方メートル以上使用していることです。

その他の補助金を受けている場合、とっとり住まいる支援事業の助成金が適用されないので気をつけましょう。

さらに、子供がいる世帯であれば定額10万円の補助金が加算支援項目として適用されます。

また、次世代住宅ポイントとの併用ができないため、鳥取県在住の方は県産材の補助を選ぶ方が多いようです。

補助金をうまく使って、省エネ住宅を建てる際の費用を削減しましょう。

 

 

□まとめ

今回は、省エネ住宅のメリット・デメリットについて解説しました。

省エネ住宅は地球に優しく、住む人にとって快適で健康的な暮らしを実現します。

新築やリフォームをお考えの方は、早いうちから「省エネ基準」に適合した住まいを建てることをおすすめします。

お困りのことやご相談がございましたら、お気軽にお問合せください。